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【歴史】警察白書から読み取れる性風俗産業の“栄枯盛衰” 「法改正」という規制はやっぱり厳しかった[12/21]

2 :
逢いみての… ★
2018/12/21(金) 01:19:55
http://tablo.jp/culture/img/DATA_040_graph02.jpg
警察庁「警察白書」のデータをもとに、筆者がグラフ化しています

 次に、そのほかの性風俗営業店についても「警察白書」に掲載されていたのでご紹介しましょう。
 まず、グラフ2はラブホテル以外の性風俗営業の届出数推移になります。性風俗の王道ともいえる「ソープランド」は昭和の時代から微減というところでしょうか。「店舗型のファッションヘルス」は平成18年まで頑張っていて、その後にやや失速しています。「ストリップ」は昭和後期からそこまで多くなく、現在では100店舗程度が残るのみでした。

 そのなかで顕著に減少していたのは「アダルトショップ」で、昭和後半には2000軒を優に超えていたのが、平成29年には150軒という有り様。筆者の若かりし頃は薄暗く、いかにも怪しいテイスト満載のアダルトショップが繁華街の一角にあったものですが、そりゃ現代人はあんなところに行かないだろうと思います。

 とはいえ、「テンガ」が大流行したり、ドンキのような一般店で販売されていたり、アダルトグッズの需要は未だに健在。アンダーグラウンドなテイストを払拭して、オープンになったことで昔の胡散臭いショップが淘汰された結果なのでしょう。

 あと、ここでも風営法が改正された平成18年には、総じて結構な減少を見せています。やはり規制強化は性風俗産業にとって、大きな打撃になるんだろうなと。

 また、石原都知事の「歌舞伎町浄化作戦」が平成16年(2006年)暮れからスタートしているのも、多少は影響しているのかもしれません。浄化作戦の翌年となる平成17年は性風俗への規制が本格化していくなかでの〝駆け込み需要〟みたいな感じでしょうか。

http://tablo.jp/culture/img/DATA_040_graph03.jpg
警察庁「警察白書」のデータをもとに、筆者がグラフ化しています

 最後は、近年になって主流となりつつある性風俗産業の「派遣型ファッションヘルス」と「アダルトビデオ通信販売」の届出数の推移になります。双方とも、平成17年がピークで平成18年にガクンと下がり、その後は増加傾向を見せました。先述したように平成18年はいろいろと複雑な年だったのですが、「そこまで影響があるんだ」というくらい激減しているのが興味深い。なんだかんだ言って、法律って怖いですね。

 昭和から平成にかけて、性風俗業界ではさまざまな栄枯盛衰が見られます。もちろん、こちらはきちんと届出をしている業者さんだけに限ったデータなので、アンダーグラウンドではもっとたくさんのお店が営業しているはず(良いことではありませんよ!)。規制緩和という突風に吹かれながらも、いまだに生き残り続けていて、業種によっては復調していることを考えれば、"エロ"は強しと実感させられました。(文◎百園雷太)

終わり
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